毎回ご紹介致しております東京都渋谷区大山町より「遺品整理」ご依頼のお客様より「横山大観 漁火 紙本に彩色 日本画 軸装」掛軸をお買取り致しました。二重共箱付き、横山大観記念館登録番号入りにて完全真作物で大観作品は贋作や工芸画が多く真作は中々出て来ない希少画、真作とあって私担当の服部も大興奮の査定、お買取りでした!
【横山大観 漁火 紙本に彩色 日本画 軸装】
横山大観(よこやまたいかん)は1868年(慶応4年/明治元年)常陸国水戸(現在の茨城県水戸市下市)出身の日本の美術家、日本画家。本名は横山秀麿。近代日本画壇の巨匠であり、今日「朦朧体(もうろうたい)」と呼ばれる、線描を抑えた独特の没線描法を確立した。帝国美術院会員。第1回文化勲章受章。死後、茨城県名誉県民。東京都大東区名誉区民。同期生でもあり日本美術院を共に再興した盟友、日本画の巨匠「下村観山」や「木村武山」、若くして先立った伝説の日本画家「菱田春草」等と共に日本画壇の礎を築く。東京都台東区にある自宅にて89歳で永眠した。大観の永年に渡る日本美術発展への貢献により正三位に叙せられ、勲一等旭日大綬章を贈られた。なお、大観の脳は現在もアルコール漬けにされた状態で、東京大学医学部に保管されている。本作「漁火」は晩年頃の1951年頃に描かれ「漁火」の画面の透き通ったような画境は奥行、奥深さを感ずる画風となっております。
こちらのお客様よりのお買取り品にてまだまだ大作のお品も御座いますので順次ご紹介致します。
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